緊急事態にできること イマデキルナニカ
5月半ばから広島も緊急事態宣言が発令し、さらに自粛を促される中、イマデキルナニカについて考えている三宅です。
私自身は看護師という立場で医療に長く携わっていたので、感染対策は感染経路・感染源を断つこと、免疫力をあげることをポイントに実践していますが、相手がウィスルなだけに、社会生活において経路を断つことが難しいこと。
方策に確実なエビデンスがなくても、それでもやらないといけない世界的情勢であること。
見えない感染源を断つ(除去)することについては、一般の人たちにとっては恐怖でしかないだろうなという事が推測出来てしまいます。
怖いよね。
でも、ただ怖がるのではなく、正しく怖がることも大事ですよ。
人間も自然界の一部として地球上にいるからには疫病1つを問題にするのではなく(死ぬまで菌とウィルスとの攻防戦なので)免疫力をあげる体作りと心もちが必要と考えています。
ただ、今この日本に生きている人のほとんどが「仕事」や「人との関わり」や「これからのあり方」について考えあぐねている時だと思うんですよ。
- 仕事・学校だからどうしても必要で公共機関を使われている方
- 出張に行かないといけない方
- フリーランスで仕事のあり方を考えないといけない方
- 高齢者や病気の方がおうちにいる方
もしものことを考えたら判断の連続ですよね。
しかも人それぞれ状況が違うので自分で考えて決めなければならないことも多く、それが非常にストレスでもあると想像できます。
作家、フリーランスの悩みと心持ち
今回緊急事態宣言が発令される前に決まった
広島複合展示会「彩 イマデキルナニカ」は緊急事態宣言下でも、今よりも状況が悪化していなければ開催の方向で進んでいるのですが、出展者さんの心模様が心配でもありました。
今回出展される
オリジナルソウタシエアクセサリーの川口さんも悩まれておられました。
モノづくりをする人
イベント企画をする人
まず仕事として見られないこともしばしばあるのですが、まぁそれも悩ましいところですよね。
(楽しく仕事をしていても遊びとは違います)
本当なら「皆様、素敵な展示会だから是非来てねー」と言いたいところだけど軽々しくお誘いできない雰囲気であるとか。
でも川口さんも書かれています。
今、いろいろな活動が難しい状況だけど長い目で見て(ここ大事)今できることを楽しみを見つけつつ感謝をもってやっていきたいなあ。
ネガティブ感情に負けずに楽しくね。
これめっちゃ大切ですよね!
この状況下で展示会をすること
社会が大変な時ほど周りに迷惑をかけない気持ちも大事ですが、個人だけで頑張るのではなく「皆でどう生きるか生きあうか」という繋がりも大切にしたいです。
我慢して自粛して何もしないのではなく、
イマデキルナニカを全力で考える生き合い方。
現在のような状況下の中
「こんな時期に?」などの声が聞こえてくる事も十分に承知しておりますが、これまでの新型コロナウイルス感染症との過酷な闘いの中で明らかになったことは…
このような未曽有の困難と不安の中、私たちに安らぎと勇気、明日への希望を与えてくれたのが「人を思いやる気持ち」であったり「何気ないちょっとした笑顔」だったのではないでしょうか?
そんな一部を切り取って、
皆さまと共有出来たら…
(これが今の素直な想いです。)
このような状況であるからこそ、1人1人の希望や喜びの種を摘むことなく、最低限の節度を保った上で、イマデキルコトを行っていく事も大事なのだと思います。
皆様の生活に彩りを加えられ、笑顔になる展示会を目指して準備していきたいと考えています。
これ以上状況が悪化しないよう、事態が早期終息してくれる事を心の底から願うばかりです。