起業する前・リブランディングの前に必ず確認したい「自分を知る」本当の意味

ビジネスを始める時やリブランディングする時、フリーランスのためのいろはクラブでは必ず確認していることがあります。

それがわからなければ、ビジネスに必要なお客さんとの関係づくりや新しいことに取り組めくなったり、そのままにしておくと「なんとなくやって終わってしまう」「人づきあいばかり多くて収益につながらない」「続けるのがしんどくなる」というスパイラルに陥り、ビジネスが続かなくなるからです。

今日の話は私の体験談でもありますが、起業した人を多く見ていく中で、続かなくなってしまった理由の1つをお話いたします。

ビジネス活動の前に知っておくこと

ビジネス活動をする際、「これ」を知っておかないと活動が継続できなくなるもの。

それは「自分の欲求」です。

え?そんなこと?って思われがちですが、めっちゃ大事です。

その理由は、人は強い欲求がないと変わることができないから、そして人は自分の欲求が満たされないと続かないからです。

欲求と手段を間違えない

例えば、「月に100万円稼ぎたい」というのは自分の欲求ではないことが多いです。

それは欲求を満たす「手段」で、100万円手にいれたその先に何を得たいか、それが「欲求」です。

その先が思い描けないままだと、欲求としては弱いので、100万円稼ぐための「あれやこれや」がしんどくなり、本能的に「現状維持」か「リスク回避」のどちらかを選んでしまいます。人間って楽なのが一番なんですよね。うんわかる。

結婚やダイエットも同じで、「結婚」や「10キロやせる」はゴールではなく、通過点です。

その彼と結婚してどういう生活を築きたいのか、10キロ痩せてどんな生活をしたいのか、そこが明確で強い欲求に繋がってないと、ブレやすくなり結果が出る前にやめてしまいます。(実際に私は結婚式の前はドレスを着るためダイエットできましたが、その後はダイエットが難しいです)

私も書いてて思い当たることが多くて辛いのですが笑、どのようなものが欲求なのか例を挙げてみますね。

例えば
■満員電車に乗りたくない
■朝早くおきたくない
■雇われ仕事をしたくない
■Drや薬局とぴりぴりとした空気の中仕事をしたくない
■毎日リスク管理ばかりで息が詰まりそうな場所にいたくない
■会社を気にせず旅行休みを取りたい
これらも十分な欲求です。

「ビジネスして会社員ぐらい稼げなければ、また就職しないといけない」と天秤にかけて、ビジネスを頑張れる私がいます笑

他にも
■子どもに好きなことを習わせてあげたい
■毎年夫婦で海外旅行にいきたい

それもオッケー。

ビジネスなんて新しいチャレンジの連続です。それが楽しい時もありますが、良いことも体には[ストレス]として感じるので疲れてしまいます。

そんな時、ビジネス前に描いた強い欲求や動機がないと、しんどくてやめてしまうんだと思うんです。(上手くいってたのに疲れたからとやめる人が多くいました)

だからビジネス前に自分はなんでビジネスをしたいのか「本当の強い欲求」を知り、そこに立ち返れる人がビジネス長く続きます。

しかしビジネスしてると、自分の欲求がわからなくなったり、流されてしまうことはよくあること。そこで次は、気をつけたい「陥りやすい欲求の罠に」ついて書いていきます。

陥りやすい欲求の罠と欲求の扱い方

欲求は「マズローの5段階欲求」が有名ですが、ここではビジネスしていると流されやすい欲求について書いておきます。

■3日後には忘れることが多い。だけどもパワフルな短期的で強い欲求
ビジネス前に「こうなりたい」と夢や希望を描いていても、ビジネスをしていると、今楽しくないとか、今しんどいとか、そういう状況になることがあります。その時ビジネスを始めた動機や欲求があいまいだと、湧いてくる強い感情に流されてしまい、そのままビジネスが頓挫することも。

楽しい時も、しんどい時も、短期的な強い感情が湧いてきて流されそうになった時も「自分が最初叶えたかった欲求」「ビジネスを始めた動機」を立ち返ることで、ビジネスを継続しやすくなります。

■弱ってる時ほど強くなる承認欲求
「人から認められたい」「人に好かれたい」それは人間がもつ健全な欲求です。
しかし、それが行き過ぎるとビジネスが自己承認のツールになってしまい、お客さん不在のサービス提供になってしまいやすいです。また、お客さんとよりよい関係を築くことは大切ですが、誰にでもよい顔をしようとして、自分らしいビジネスができなくなってしまうことも。承認欲求についても健全に付き合っていきたいものです。

■自信と自己肯定感は不要
ビジネスに自信や自己肯定感を持ち込まない方がうまくいきます。
自信や肯定感を引き合いに出し、ビジネス構築できない言い訳にすると失敗や改善ができなくなるからです。失敗や間違いは誰もが避けたいこと。しかしビジネスは確率の話なので、失敗することはよくあります。それをそのまま受け入れ改善する。自信や自己肯定感をなるべくビジネスに持ち込まない。私も辿ってきたことですが、その方がうまくいきます。

上記のことを念頭におき、何度も書いていますが、ビジネスを始めようと思った強い欲求はなんなのか、明確にし対応することをお勧めします。

具体的には
■言葉にして残しておくこと
■欲求を適宜満たしてあげると
ビジネスを継続しやすいです。

ただ、ビジネスをスタートさせると、楽しいことでも慣れないことが多いので、疲れたり、悩んで揺れてしまうのも普通です。

なのでビジネス初期やリブランディング中は、ビジネスの方向性について相談できる人がいると、自分を俯瞰でき、一時の強い感情に流されにくくなります。

ビジネススタート時はビジネスサポーターをつけた方が結果がでて継続しやすいというデータがありますが、理由はそこにありますね。

まとめ

■ビジネスを始める前に知っておきたいことは「自分の強い欲求」です。
■自分の欲求と手段を間違えないこと
■欲求を明確にしておくこと
■短期的な欲求に流されないこと
■承認欲求はほどほどに付き合うこと
■自信と自己肯定感はビジネスに持ち込まない方がうまくいくこと
■ビジネス初期には俯瞰してフォローしてもらえるサポーターをつけると継続しやすい
そんなお話をいたしました。

これらはぜーーーーーんぶ 私が経験してきたことですし、ほとんどのビジネスマンは陥ることです。

だからそうなったときには「きたきたきたーーーーー」ととらえてください。

もし「今強い不安に襲われている」「ちょっと行き詰ったから話をしたい」と言われる方は、お気軽に
無料つよみ診断ビジネス相談会・自分らしくて新しいビジネスお話会をご利用ください。
自分らしくて新しいビジネスを始める方の一助になれば幸いです。

未来を創る専門家
三宅マキコ