【安心満足できそうですか?】開催レポ:3/7安心満足な最期を迎えるためのお話会 

3/7 東広島にて「お金より大事?!安心満足な最期を迎えるために今知っておきたい3つのストーリーお話し会」を開催し約30名の方にお集まりいただきました。お忙しい中皆様ありがとうございました。

この会をするきっかけ

今回のナビゲーターは、地域福祉に従事しエンディングノートの会を開催している名田裕子さんと、地域医療に20年従事し今は独立して女性の生き方や独立支援をしている私三宅マキコ。

医療・福祉の他、2人とも行政の仕事の経験もあるのですが最期に何度も立ち会うことで、知っていたら違ったはず、準備すれば難しくなかったはず、出来ることは他にあったはず、と思うことが沢山ありました。

しかし立場があると中々言えない。
でも大切な人には知ってほしい。

そんなジレンマを抱えていたことをSNSにぽろっと投稿したら「話を聞いてみたい」と三井祥子様より声をいただいたんです。そこから今回できるだけ忖度なく、見てきたこと、考え続けたことをお話する場を設けることにいたしました。

内容

今回テーマになっている「最期」については「辛い」とか「悲しい」イメージがあると思うのですが、お話会に参加した後、希望をもってもらえたらいいなということで「安心・満足する最期」をテーマにお話することに。具体的には以下の5つのお話をいたしました。

▪️医療・福祉の現状と役割がわかる
▪️看取りの現場について知ることができる
▪️安心満足な最期を迎えるポイント
▪️家族・本人からの相談内容TOP3
▪️今できる最期への準備ゴト

安心・満足する最期とは

「自分はどう生きたいのか」それを明らかにしできるだけそれに取り組む生き方。
どう生きたいかは個人個人で違いますし自分でもその時々で違います。だから、言葉にしておくこと、書き出しておくこと、写真などで自分自身も記録しておくとよいのですよね。

何より死ぬ前までにどうありたいのか,どう過ごしたいのかそれを考えておくことが非常に大事だなと。このことについては長くなるのでまた書きたいと思います。

そうそう死についての参考本は図書館にも沢山あります。
「死にカタログ」は死についての世界の国の感覚がポップに紹介してあるんですが,視野が広がると思いますので変わると思うのぜひ読んでみて^^

お客様の感想

須賀由香さま


今日は名田 裕子さん三宅 マキコさんの【安心満足な最期を迎えるために今知っておくこと】と言うお話し会に参加しました。30年近く娘の介護をして、また年老いた両親を陰ながら(笑)心配しながら、さらには自分自身も還暦を超えてしまった高齢者⁉️なので気になることが満載でした。まずは甚だ簡単ですが感想をブログにしました。また、お話を聞きながら私が経験した思いなどはまた後で書き足そうと思っています。続き…

■盆子原香織さま


お話会に参加してきました。「どんなお話会だったの?」って聞かれたところから最期の時をどう迎えたいか娘と話してみました。娘の反応は「死ぬ時の話なんてしたくない」。高校生だけど身近に感じているからこそ考えたくない話題かもしれない。ママはバケモノじゃないから何百年も生きられないし必ずその時は来るからね。そんな風に話しながら、私の想いを伝えておきました。改めて考え話をするいいキッカケになりました。続き…

■三井祥子さま


『お金より大切!?安心・満足な最期を迎えるために今知っておきたいことお話会』に参加して参りました。医療の現場にいらっしゃった三宅 マキコさん。福祉の現場にいらっしゃった名田 裕子さん。お2人の忖度なしの経験談や、実際にあったお話など、ここでしか聞けない貴重なお話を聞かせていただきました。身近な存在の死も自分という存在の死も最期を迎える準備は今この瞬間からできることがいっぱいある。東広島に、こんなにも心強い専門家のお2人がいらっしゃるということ、そんな恵まれた環境に感謝でいっぱいです!

■花高鏡子さま


今日はコチラの「安心・満足な最期を迎えるために今知っておきたい3つのストーリー」のお話会に参加しました。もう14年前に亡くなった父親は、最期を病院で迎えました。その頃、母とは既に離婚していたから、入院中の世話や病院とのやり取りもほぼ私の役目でした。「入院していたならそんなに世話する事もなかったでしょう?」と思われるかもしれませんが、当時妊婦だった私。長男は小学校に入学したばかり。次男は幼稚園(その頃は居残り保育が無い幼稚園に通っていました)。夫は横浜に単身赴任中という中で、広島市内の病院まで最低でも週2で通っていたので、気持ちに余裕は無かったと思います。
今は実母と同居しているので、いつかは介護も必要になるかもしれませんし、私がお世話になるのかもしれません。その時が来たらどうして欲しいのか、何が出来るのか、家族で話をしてみても良いかなと思いました。私はエンディングノートまではいきませんが、自分が亡くなったらどうして欲しいかの希望はスケジュール帳に書いています。
我が家は夫が海外赴任して今年で10年になりますが、コロナ禍で往来が制限された時に、「私に万が一のことがあった時に、私の最期の希望が伝わる様にしておきたい」と思ったから。
「自分の希望が家族にわかる様にしたら良いよ」って、今日用紙を頂いたから、わかる所に置いておこう。

■大窪香さま


病院は医療。福祉は生活サポート。それぞれ役割の違い、看取りについて、老老介護や認知症の対応など分かりやすく話してくださいました。今、まさに自分の身近で起こっていること、進みつつあることに直結していることもあって一つ一つのお話を頷きながら聞かせていただきました。どう最期を迎えたいかそれまでどう暮らしたいか親の世代に対して切り出しにくいことではあるけれど具体的なことであったり本人の望むかたちの輪郭を普段から気にかけて意思疎通をしておくことは医療も福祉も思いがけずやってきて実際に判断を迫られることになる家族にとっても、いざという時の心構えとして大切だと思いました。既に認知症などで意思疎通が取りにくい段階でも相手が何を望んでいるかにポイントを置いて寄り添うこと。接し方が大事。体もしんどくなってきている親たちがいかに楽しい気持ちでやる気になれるか。最後まで本人が望む暮らし方は?最後の砦は残してあげたい。本人の意思を尊重しつつ家族が知識を身につけることは判断材料にも繋がると思いました。よい事業所をリサーチして決めることは第一。身近なところでみていると世代的なこともあるとは思いますが自分の人生をどう生きてきたかが今現在の在り方を左右していると思います。お話の中にあった安心と満足の気持ちで最期を迎えるポイントの大切なことは自分の人生を主体的に生きること。まさにその通りだと思います。
日々の安心や満足感の積み重ねやありすぎる情報の中で自分でつかみにいったり繋がりをつくること。誰しも訪れる今回のお話。自分にとっても重なる部分がいっぱいでした。これからどう生きるか家族や子どもたちにも示していければと思います。エンディングノート早すぎると思わず今の思いを綴り更新しながら書くこと。ノートすらないですがその時その時の気持ちを振り返る意味でもスタートしたらよいなと思いました。最後のワークの2023の私の意思表明書き出し📝面白かったです♪

■TOさま
私も親のことで、どうすることがBestなのか、或いはbetterなのかと考えている。
本人、家族、親族、それぞれの思いがある。
今日、何がが決まったわけではないけれど、大切なことを教えていただいたと思う。ありがとうございました。

自分自身のことも考える。
最期を迎えることを考えることは、どう生きるかということだとお話された。

全くそう思う。

未記入のまんまのエンディングノート
今年こそは書き込もう。
今日は亡き母の誕生日だな💐

■CHさま
両親はまだ健在なので、これまで介護・看取りなどについて具体的に考える機会がありませんでした。

正直「その時になって考えればいい?」くらいな感じでしたが、このお話会で介護・看取りの現実を聞き、事前に両親の希望を聞いておく・自分たちができる範囲・助けてもらえるところを知っておくことで両親にも自分たちにとってもベストな方法が見つけられるかも、と希望が持てました。

私自身も最近人生について色々と考えることがあったので、お話会の中での「どう生きるか」という言葉がとても印象にのこりました。

カードに書き出す作業で、自分が大切にしていること・何をすると嬉しいのかを改めて知ることができ、
書いたことを実現したい!と元気が出てきました。貴重な機会をどうもありがとうございました。

皆様ご参加ありがとうございました!